ウェルビーイング内科クリニック船橋法典

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腎臓

糖尿病治療薬SGLT2阻害薬が、糖尿病のないCKDに対しても腎保護効果が認められた!

SGLT2阻害薬は腎臓の尿細管に存在するグルコースを取り込む輸送体を阻害し、尿中に糖を排泄することで血糖値を改善する薬です。

これまでに、糖尿病を対象とした臨床研究で腎機能低下を抑制する効果があることが知られています。

今回、糖尿病のないCKD患者さんを対象にSGLT2阻害薬のダパグリフロジン(フォシーガ®)を投与することで、腎機能の低下、心血管死または腎不全による死亡いずれも有意に抑制したという結果が報告されました。(DAPA-CKD試験)

 

9月2日アストラゼネカ社よりプレスリリースされています。

https://www.astrazeneca.co.jp/media/press-releases1/2020/2020090201.html

 

DAPA-CKD試験の詳細はまた後日記載したいと思います。

 

この結果を受けて、SGLT2阻害薬の腎臓保護薬としての立場は確立したと思います。

現在、保険の適応症は糖尿病のみです。糖尿病のあるCKD患者さんには積極的にSGLT2阻害薬は使用したいです。今後、適応が拡大し糖尿病のないCKD患者さんにも使用できるようになることを期待したいと思います。