発熱外来の予約が取りづらいケースが多く発生しています。
風邪をひいたときの対処方法についてのアドバイス、当院の考え方について以下の記事もご覧いただけますようよろしくお願いいたします。
発熱外来のご予約方法
必ずお電話でご予約してください。047-303-0111(受付時間9時〜)
※ 直接ご来院いただいても、症状や予約状況によっては、発熱外来の時間に出直して頂く場合や、診察をお受けできない場合もあります。
発熱・風邪症状で受診される方は必ずマスクをご着用してください。
症状を伺ってからご予約いたします。
感染症の流行状況や症状によっては、通常の診察時間の受診をご案内する場合や、受診せずに様子を見て頂く場合もあります。
発熱外来をご案内する症状の目安
- 5日以内の発熱(現在、解熱していても5日以内に発熱があった場合は感染の恐れがあるため)
- 前日や当日発症の咳・喉の痛み・倦怠感などの症状(現在、発熱がなくとも風邪症状が出て間もない場合は、今後熱が出る可能性があるのため)
新型コロナウイルスやインフルエンザなどの検査が必要な場合は発熱外来をご案内いたします。
発熱外来ではなく一般外来を受診する目安
- 5日間一度も37°C以上の発熱のない方
- 風邪症状が出てから2日以上経過している方 (2日以上前から風邪症状があっても、2日以内に症状の悪化があった場合は除く)
- 新型コロナウイルスやインフルエンザなど迅速検査を必要としない方
上記3つをいずれも満たす方は、発熱外来ではなく一般外来の受診をご案内しています。この場合、 電話で事前に確認する必要はありません。
事前にWEB問診の入力をお願いします。
診察内容は「発熱外来(発熱・かぜ症状のある方)」をご選択ください。
※ 一般外来の時間帯で受診する場合も、問診票は「発熱外来(発熱・かぜ症状のある方)」をご選択ください。
発熱・風邪症状の患者さんの診察時間
平日: 午前 11:30 ~ 12:30、午後 16:00 ~ 16:30
土曜: 午前 なし、午後 14:30 ~ 15:30
※ 混雑具合によっては上記以外の時間帯をご案内する場合もあります。
新型コロナウイルスの検査について
検査をおこなうかどうかの判断は診察の結果によります。新型コロナウイルス感染症が疑われない場合は、検査を行いません。
当院では新型コロナウイルスに対する検査はPCR検査、または抗原検査を行っております。
抗原検査は、検査結果を診察時間内にお伝えできるメリットはありますが、検査の感度が悪いため陰性でも新型コロナウイルス感染症を否定できるものでは有りません。特に、発症後時間が経っていない場合は、感度が悪いことが知られています。
PCR検査は精度の高い検査で発症後間もない場合でもウイルスの検出は期待できます。ただし、検査結果は当日判明しません。結果は、翌日(翌日が休診日の場合は、その翌日)の昼以降にお電話でお伝えいたします。
診察および検査にかかる費用について
発熱・風邪症状の診察には、通常の診察費用の他に、院内トリアージ実施料147点が加算されます。
検査費用: 通常の保険診療
PCR検査 850点(3割負担の場合 約2600円)、抗原検査 429点(3割負担の場合 約1300円)
※ 検査料・判断料含む。上記は目安であり診察内容によっては費用が異なる場合があります。
新型コロナウイルス診断後の診察にかかる費用: 通常の保険診療
※ 2023/10/1より、新型コロナウイルスに対する治療薬に対して自己負担金が発生します。
保険診療の自己負担割合に応じて以下の金額となります。
3割 9,000円, 2割 6,000円, 1割 3,000円
新型コロナウイルス感染者・陽性者の療養について
・外出を控えることが推奨される期間
発症日(無症状の場合は検体採取日)を0日目として5日間
かつ
5日目に症状が続いていた場合は、熱が下がり痰や喉の痛みなどの症状が軽快して24時間程度経過するまで
・周りの方への配慮
10日間経過するまでは、ウイルス排出の可能性があることから、不織布マスクを着用したり、高齢者等のハイリスク者との接触は控える
以下の船橋市のページもご参照ください。
https://www.city.funabashi.lg.jp/kenkou/kansenshou/001/p114368.html#%E7%99%82%E9%A4%8A
当院の新型コロナウイルス感染症に対する考え方
・治療薬について(2023/10/1現在)
ある程度集団免疫ができてきていること、高齢者を中心にワクチン接種が進んでいること、ウイルスの株が変わった頃などから、以前と比較して重症化する方が減っています。
新型コロナウイルス感染症については、基本的に自然治癒する病気です。
コロナの治療薬は数種類利用可能なものがありますが、薬価が高額であることから費用対効果が極めて悪いです(例:ゾコーバ® 1錠 7,407円、1治療では約50,000円)。医療経済的に安易な処方は慎むべきと考えています。
高齢者や基礎疾患のある方、および基礎疾患がなくとも重症感のある方に限定して処方しています。